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2010-02-15

第345夜 『THE END』編.34 最後の闘い 前編

さて、永らくダラダラ続けてきた『THE END』編もそろそろ終わりが近づいてきた

途中で止まってる『悪魔~』編のほとぼりがさめてきたのでそちらにいきたいのだけど、まあもう少し最後まで付き合ってください

合宿をやったりしてパワーアップした俺らは本当に連戦連勝の無敵だった。

次なる目標は正式な部活として認められる事だったのだが、部活には「顧問」という先生が必要だった。

そこで俺達は『マッキー』とあだ名される先生に頼み込んだ。
マッキーは中年の窓際族のような…というか、もしリーマンなら真っ先にリストラ候補にあがりそうな冴えない外見の人だったけど、生徒の事には本当に熱心だった。

普段は定時になったらさっさと帰ってパチ屋で時間潰して帰宅するような人だが、いざ生徒の事になると他の先生と殴り合いを演じる熱血漢だ(笑)

余談になるけど昔の先生はムチャな人多かったなぁ~

中学の時なんて生徒指導の先生なんて暴力団なのか先生なのか分からん人だったよ

ゴツい体に丸坊主の頭で茶サンかけて、いっつも木刀とか竹刀持って本気で殴られたもんねー

例えば『蠍のテツ』さん(←なんちゅう異名だ)
なんかウチの中学の男子全員ヤキ入れられたんと違う?
悪いことしてなくても『連帯責任』とかで木刀とんできたから

今だったら大問題だよね。

でも不思議と恨む気持ちはないなー

やっぱりそのぶん生徒の事ちゃんと心配してたのが感じられたからかな。

卒業式の後に、いっつも自分の機嫌で生徒を殴ってた若い先生はガンガンにお礼参りされたけど、テツさんには皆、ちゃんとお礼して帰ったもんねー

あんまり暴力的なのはよくないけど、指導の中で多少殴るのはアリではないでしょうか?

成長していく中で子供をちゃんと叱ってあげられる先生は必要でしょう?

それを理由や程度も考えずにギャーギャー騒ぐ親の方が問題あるんじゃねぇかな?

高校の頃に俺が学校行かないで遊び呆けててさ、何度先生が怒っても言うこと聞かなかったら先生、困り果ててウチの親に電話してきたワケ。

その時の親父と先生の会話。

先生『…と、いうわけでDIVA君にはほとほとまいってるんですわ。お父さん。』

親父『ああ!先生、言うこと聞かねーなら、かまわねーから目が開かなくなるくらいぶちのめしてやってくれ!』

先生『そんな…お父さん封建的な…

親父『俺が良いといってんだから良い!悪いことしたら痛い目にあうことを教えてやらなきゃいかん!

先生『いや…しかしですね、お父さん落ち着いて

まあ、ウチの親父殿は特別製だけどね……。


なんにしろ悪いことしても全部スルーなら先生なんていらないじゃん。

俺はそう思いますけどね。


またまたかなり話が横路に逸れてしまったけど、とにもかくにもマッキーが渋々了承してくれて、顧問の件はなんとかなりそうな雰囲気になった

おっと!残念ながら、ここで紙面がなくなったので続きはまた次の夜に
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2010-01-06

第332夜 『THE END』編.33 朝練じゃい

練習は早朝から。
と言いながらみんな夜更かししたからガーガー寝ていた。

そしたら朝の日差しとともにシャッターが全開に開いた。

うおっ!まぶしー

見ると先輩のよこやんが一人立っていた。

よこやん「……何してんの?
皆「合宿

「よこやん今何時?」

「7時だよ」

「ふぁ~、ボチボチ行くか…」

そしてゾロゾロとグランドに向かうのだった。

よこやんは真面目な先輩なので、武道部の朝練に一人で来たのだった。
そして俺達は不真面目な後輩なので15人で「ソフトボール部」の朝練に向かうのだった。

よこやんビックリしただろうな~(笑)
想像してみてください

一心に武道を鍛錬しようと朝早くから道場に向かう青年。
清々しい空気の中、心静かに一人、心と体を鍛えようと神聖なる道場を訪れてみれば…


男ばかり15人も道場に転がり、床は空きビンや空き缶ゴミを散らかし放題、エッチな本や雑誌が散乱。
一夜にしてスラム街の空き家のごとくなっていた様を

ムゴい


まあ、とりあえず俺達はグランドに向かったわけだ。
グランドといっても学校のグランドではなく、"モノミヤマ球場"という私設球場が歩いてすぐのところにあった

私設球場とはいっても立派なもので、野球の出来るグランドは二面。スコアボード、ベンチまで完備されていた。
私設球場なので当然、使用許可がいるんだけど無許可で勝手に使っていた。


朝練を開始する前に毎回皆で手分けして草むしりをした。

そして終わったあとはトンボをかけ、ラインをきれいに引いて掃除をした。
高校球児にとっては神聖なグランドであるから当然である。


神聖な道場はスラム街なのに…

私設球場の管理人も困っただろう。
許可もなく勝手に侵入して占拠してる集団が何故か草むしりしてトンボまでかけて帰る。

怒るべきか、歓迎するべきなのか

そして夏休みも明けるころにはことソフトボールに関しては我々『THE END』はまさに"無敵"の団結と実力を手にしていたのだった

たぶん
2010-01-05

第331夜 『THE END』編.32 いったい何の合宿だっつーの

合宿の日にちを決めて、夜の7時に学校に集合した。

約15人くらい。全員男
各々、毛布や寝袋を持ち寄った
場所は武道部の道場。

もちろん不法侵入(笑)

それから何人かで買い出しに行き、まず宴会が始まる

練習など夜できるわけねーからソフトボールの練習は朝からやるとして、とりあえず宴会(笑)

だがいろいろな意味で自分を持て余している十代のヤングマン達である。
宴会だけで終わるわけがない。

だんだんいくつかのグループに分かれて外に繰り出した。

例えばウマテツの班はナンパしに繁華街へ、ひろしとカツは他の部室に忍びこんで物色。
ノン達は貸切状態のプールで泳いでいた。

俺はホリィと2人して生活指導室に忍びこんだ。

目当ては没収された大量のボンタン。
俺は没収されていないけど、お洒落なやつがあったらいただいて、後は売り払おうと思ってた。

目当ての段ボールをゲットしてホリィと2人で物色してみたが、ロクなやつがなかった

しょせん生活指導のボンタン狩りで取り上げられてしまうようなシャバいボンタンなんぞこんなもんだ

元に戻すのも面倒くさいからその辺に全部捨ててしまった。

そんな感じで合宿なんていってもみんなロクな事しとらんかった。

結局また道場に戻って話ししたりポーカーやバカラやったりして夜中まで過ごした。

でも今になってみれは懐かしい夜だ

たかがそれ位の事が楽しい思い出に変わるのかもしれないね。
十代、二十代の思い出はたくさんあるけど、楽しい事も悲惨な事も含めて10年後に今をそう思えるんだろうか?

まあいいや。


深夜まで遊んで、知らないうちにみんな寝てしまった。

17歳の頃の一番平和な時間だった。
2010-01-05

第330夜 『THE END』編.31 合宿やりますか

はるきちが生徒会長に就任して、何でも思い通りになると思ったら大間違いだった

なにしろ一番の…いやいや目的の一つである¨部費の強奪¨がまず出来ない事が発覚した。

そもそも部費の割り当てというのは先生達が勝手にやっていて、生徒は一切タッチできなかったのだ

ここまで生徒を信用しない学校とは如何なるものだろう?
つーか、それが普通なのかな?
高校生にもなればいろんな意味でお金を運営する事を覚えてもよいではないか
それ位やらせるべきじゃね?

ただでさえ我が母校は『学力カースト制度』または『学力アパルトヘイト』ともいうくらい頭良いやつとバカの差が激しい。
上を見れば六大学に進学するような奴もいれば下は俺みたいなバカもいる。
特に俺みたい奴には窮屈で仕方のないとこだった

まるで監獄に近い。

そんなシモジモの俺のような人間にとってのささやかな希望であった¨金¨すらも自由にさせないとは…

最悪だ

何度か難癖つけて何とかしようとしたが、まったくダメであった。
しょんぼりだ

まあ、それでも生徒会室が手に入ったのはデカい。

めげずに初めのうちは生徒会室に入り浸り、はるきち達と野球やったりサッカーしたりして楽しんでいたのだが…

ある日出入り禁止になってしまった。
もちろん教師や男子生徒ならそんなもん関係ねーが、相手は『真面目な女生徒』だった。

俺、こういう人に本当に弱い。

今までずぅーっと我慢していた副会長のホナカという真面目な女の子がある日俺にキレた。

「この中には真面目にやりたい人もいるんです!DIVAさん出てって下さい出てってくださーい…う、う、うぁ~ん(T_T)」
ガン泣きして訴えられた

最悪。

これじゃあ、どう見たって俺一人が悪者じゃん!
確かに悪いけど、俺にだって言い分は……

ねーな。

確かに俺が悪いわ


というワケで生徒会室も立ち入り禁止。

あー、もうこうなったらせめて『THE END』を部活として認めさせる位しかねー

とりあえず、顧問を探して校内外問わづに勝ちまくるしかない。
実力で認めさせるしかない。

そのためには全員の結束と実力向上が必須だ。

よし!合宿をやろう!

この辺、バンドでも今だにやってる事が変わらない(笑)


集合した時に言った

「なあ、ここらでいっぺん合宿でもやるべーか?」

皆「おーやるべーよ

うん、結束の方はすでにバッチリのようだった
2009-12-24

第322夜 『THE END』編.30 会長選 後編

はるきち一本にまとまった我ら『THE END』は会長選の応援にくりだした。

はるきちはその高潔な?人格で先輩後輩問わず信用があったから、そのままでも当選しただろうが、念には念を入れるべきだ

他の立候補者など名前も顔も思い出せないような薄キャラだったが、こういう事は完全に勝たなくてはならない!

まずは、先輩後輩に強烈にアピールした。
彼が会長になればどのような恩恵があるか(または落選したらどのような被害が生じるか)
やり方は伏せますが、相当の人数の賛同を得る事ができた。

数はちからナリ!だ。

全然関係ないけど、余談でバンドの話になるけど、たまに「俺たちは客の数なんか関係ねぇ!自分たちが気持ち良くできるかどうかだ!」

などと言う人らがいるが、俺にはまーったく意味が分かりません

人前で演奏するときにお客さんは多いにこしたことないと常々思ってる。10人より100人、100人より万人…

たくさんいればいただけバンドは力を貰い、より良いパフォーマンスができると思ってるよ。

それを客は関係ないとか何考えてんのか分からんが、それならスタジオにこもっていつまでも自慰演奏でもしてりゃあいいじゃねーか!
音源も自分たちだけで楽しんでりゃあいいじゃん

お客さんが来てくれる努力はするべきだし、たくさんお客さんが呼べるバンドになるべきだと思う。プロもアマチュアも関係なくね。

俺は100人より1000人、1000人より万人をお客さんにできるアマチュアバンドになりたいね。

どれだけカッコいい事歌ったってそれが現実で、現実にお客のこない演奏ならライブやる意味は薄いと思う。



そういう意味の『数はちからナリ』なんだけど、それをいうと「群れてなきゃ何もできない」
とか勘違いする人間もいるから念のため言っとく。

俺は友達もお客さんも含めて、できるだけたくさんの人にきてもらえるライブがやりたい。
それでこそバンドとお客さんでつくるベストなライブができるはずだと信じています。

暑苦しい主張は終わりにしまして、さらに会長選には念を入れた。

選挙を仕切る『選挙管理委員会』なるものに『THE END』からナカノブンと息のかかった人間を数人が潜り込んだ。


そして投票された紙の中に『白紙』または読めない字の紙はすべてはるきち票にしてしまったのだ(笑)

はるきち本人も知らないうちに…

完全に票操作だが、"勝てば官軍"決まってしまえば文句など誰にもいわせねー


汚い?

汚くねーよ

勝つ為にベストを尽くす!

当たり前の事じゃん。

そして敵と認識したら徹底的に叩き潰して二度と反撃の気持ちをもたせない。
これ、勝負事のセオリーです。

皆の努力のかいあってか、はるきちは見事圧倒的支持率を得て、
『第10代 生徒会長』に当選したのだった

これで、俺の…いや俺達の薔薇色の学園生活が訪れる





などと、安易に思っていたあたりがまだまだ子供であった。

すぐにいろんな意味でクリスマスケーキのように甘い自分を思い知る事になる…

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