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2011-07-12

第703夜 『野生の王国』編.2 イタリアンエスケープ

このカイジは俺の2コ下だった。

出身地は俺と同じ静岡県。専門学校も俺の卒業した音楽専門学校で、共通の話題も多くすぐ仲良くなった。

見た目は普通の男だったけど、仕事をしている時も変な奴だった

例えば品だしなんかをするときはパントマイムなんかしながら、時にはマイケルジャクソンのようにムーンウォークで品だしをしたりする(笑)

店の中でスケボーをやる。

レジ打ちの時は良くお客さんに話しかけていた。
それも決まって若いお姉さんばかりなんだけど、会話の意味が分からない


カイジ『777円になります。おめでとうございます


客『……?』


カイジ『777ですおめでとうございます


客『で?それが何か?』

カイジ『…?777ですよ?』


客『だから、777円だと何かあるんですか?』


カイジ『別に何もないです』


客『…ばかじゃない…』

こんな具合に会話がまったく噛み合わない(笑)


後でカイジはボソッとつぶやいてた。

『ちっ…夢のねー女だぜ…ねぇ、DIVAくん。』


いや、俺にもまったく意味わかんねーから


変人度満載のカイジだったが、なかなか話しは面白かった


コイツは中学生の頃、尾崎豊にかぶれて家出を繰り返していた。

家出するたびに警察や親に捕まったが、懲りることはなかった。


カイジは思った。


『どこに行けば本当の自由を見つけられるのだろう?遠く…もっと遠くへ…大人達の手の届かないくらい遠くへ行きたい…』


中学3年の夜、まさに15の夜にカイジはまた家を飛び出した…自由を求めて…







なんとイタリアまで(笑)


中学生のカイジは家出して1人でイタリアまで逃げてしまったのだ


あんまりぶち抜きすぎて逆に凄くね?



まあ、事の顛末は2週間ばかりイタリアをうろついて現地で原チャリだかバイク盗んでノーヘルで乗り回してたところを警官に職質されてあえなく御用となり、強制送還されて帰ってきたのだった


何とも楽しげな男だ


しかしカイジの真骨頂はこんなもんではなかった。

この後、俺はそれをよく知る事になるのだった…
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